香りの好みが変わるのはなぜ?脳と嗅覚のつながり【香りのもつ効果がすごい】

日々のこと
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今まで気に入って使っていた香水が
急に好きじゃなくなったり、
今まで気にしていなかった香りが好きになったり…
そんな経験ありませんか?

私は結構あります。
高校のときに好きだった香りは
アナスイのスイドリームでしたが、
今は甘すぎて合わない…
それからクロエが好きになって
気に入って使っていたけど、
なんかある時、これじゃないな…と
感じるように…
好きな香りが変わるのは
年齢のせいなのか?

気になって調べてみました!

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香りの好みの変化は人生の転機?

ネットで調べてみたら、
香りの好みが変わるのは人生の転機
とありました…
ちょっとスピリチュアル的?
そういう話好きなので
いつもなら「人生の転機かー♪」と
思えるのですが、
そうじゃない、もっと納得する答えが欲しい!
色々調べた結果、
人生の転機、というのは
あながち間違っていないかも…
以下の内容は
長くなりますので、
納得できなかった人のみ
読んでみてください😀

◆関連記事
【写真で手順解説】香水を捨てるときの分解方法 クロエが強敵…

香りの好みとは?

香りの好みはどう決まるのか?
この香りを嗅ぐと懐かしくなるから好き、
逆に思い出すから嫌い…
理由があって好き嫌いがあるのもあれば、
特に理由がなく好き、というのもあるような…

せっけんの香りが万人受けするのは
身近に感じやすいからかな?とも
思ったりして…

香りについて詳しく!

香りとは?

「香料の科学」によると、
例えば、天然のりんごのにおいは、
100種類以上のにおい物質が揮発した混合気体である
と記されています。
まじか!100種類…
なのでこの香りを人工的に作ろうとすると
まったく同じ香りにするのは難しいのだそう…

香りの歴史

古代の人々は香りを神秘的なもの、と
感じていて、香りのある木で
悪魔祓いをしたりしていました。
香水を意味する「パフューム」は
ラテン語の「per fumum」から

古来から、生物はにおいを介したコミュニケーションや
においにおける興奮・鎮静・抗ストレスなどの
生理作用を経験として知っていた、とされています。

ちぇびこ
ちぇびこ

ちなみに、香水の始まりは
フランスからで
革手袋に香りをつけて販売したのが
大流行して、のちのち手袋よりも
香り自体を楽しむ香水が発展…
だから、香水とファッションのつながりが
深いんだよ♪

香りを感じる嗅覚について

嗅覚は人間の五感の中でも唯一、
脳にダイレクトに届くもの、とされており
脳の中でも、視床下部・扁桃体など数箇所を通るそうです。

ちぇびこ
ちぇびこ

だから香りと記憶は密接なんだね♪

…ということは、
嗅いでみて好き、嫌いを
判断するのは脳…?

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香りの効果とは?

鼻を通して、脳で好き嫌いを判断している…
好きだった香りを好きじゃなくなる理由は
香りに含まれる「何か」を判断している?
香りの効果について、
香水の原点ともいえる精油を扱う
「アロマテラピー」について調べてみました!

精油の実力

「アロマテラピーのすべてがわかる事典」によると、
精油の作用には2つの経路があると書いています。

  1. 感覚器(嗅覚)から脳
  2. 鼻の粘膜から血管を通り全身へ

※どちらも取り込まれるのは非常に微量

嗅いだだけでも全身に…!

精油の働き

「生理作用」…呼吸や睡眠、消化器官に関わる

「心理作用」…香りにおける記憶、香り自体に「温かい、明るい」
というプラスのイメージを喚起する

「抗菌作用」…「フィトンチッド」という揮発性の抗菌物質がある
森林浴で免疫UPするのはこの効果、ブドウ球菌などにも効果発揮

「生体リズム調節作用」…生活リズムを整える、日光と同じ働き

「薬理作用」…消炎・鎮痛の成分が含まれる精油がある
薬と比べるとおだやかな働きかけ

精油にはこのような5つの働きがあります。

脳は香りの働きをわかっている?

精油にこんな働きがあるとは
知りませんでした…
なんとなくスッキリするなぁ、とか
感じることはあっても、
それは心理的な要素のみ
だと思っていました。

スッキリする代表的な精油「ペパーミント」の
効能を見てみると、
身体への働きかけとして、
「刺激作用により、消化器系機能に働く。鎮痛・刺激作用により頭痛をやわらげ
鼻詰まりなどの呼吸器系に効果」
とあります。
香りを嗅ぐことによって
消化器系・呼吸器系に影響がでる
とは…

気分の悪いときに、
普段は好きな甘めの香り嗅ぎたい、とは
思わないのはこういう理由?
脳は消化器系に効果ある香り嗅ぎたい!
…と思っているのかも?

自然由来の癒しの香りたち…↓
レビュー【tokotowa organics】自然由来・自分を癒す為の香り

香りの好みが変わる理由は?

短時間ではあっても、
具合悪いときに甘い香りよりは
スッキリした香りがいい…と
好みが変わるのは、
脳が香りの効果を知っているから…
ということは、香りの好みが変わったときは
何か自分で気づかないレベルの不調や
体調の変化があったときなのでは?!

…と行き着きました!
そう考えると、妊娠中の人が
香りの好み変わったりしますね…
身体が必要としているものが
変わったということなのでしょうね!
そして人生の転機でもあるし…
うん、納得しました!

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気になる香水試してみるなら…
【COLORIA利用してみた】スキップが簡単にできる!香水のサブスク

◆参考文献◆
「香料の科学」著:長谷川香料株式会社
科学の視点から香料や嗅覚について書かれています。
知らなかった!と思う知識が書ききれないほど…

「アロマテラピーのすべてがわかる事典」
監修:グリーンフラスコ

アロマテラピーに使われる精油について
とても詳しく書かれています。
代表的な精油の効能の一つ一つ紹介されています。
こういう効果のある精油は何かな?と
調べる時に役に立つ1冊です。

まとめ

  • 香りは嗅覚によって脳にダイレクトに伝わる
  • それによって記憶と結びつきやすい
  • 香りは身体に5つの作用をもたらす
  • 脳は香りの作用を知っている!
  • 香りの好みが変わった時は気づかない体調の変化があるかも?

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おまけ

それにしても嗅覚ってすごいな、
と思う働きをしていました。
食事にしても、鼻をつまむと
味がわからなくなったり、
同じ匂いにはすぐ慣れるけど
別な匂いには敏感に気づくとか…

嗅覚で危険を感じるようになってるんだなと
実感しました!

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